ビジネスでの傾聴とプライベートでの傾聴に違いはあるのでしょうか?

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今の時代、傾聴は実に様々な場面で必要とされています。例えば、上司と部下との傾聴を始めとしたビジネス全般、個人的な悩みや相談といったプライベート全般、心理カウンセリングや治療を目的としたカウンセリングなどがあります。いろんな場面がありますが、場面によって、傾聴のやり方に違いがあるものなのでしょうか。一般的にはビジネスでの傾聴とプライベートでの傾聴は違うのではないかと思われているようです。

 

そこで今回は、ビジネスでの傾聴とプライベートでの傾聴に違いはあるのかご説明いたします。これを読めば、話を聴く自由度を上げて、傾聴をすることが出来るようになります。

目次

人がいる全ての環境が対象になる傾聴

傾聴のスタイルに違いはあるのか?

個人的にはどんな環境で、どんな状況であっても、傾聴のスタイルに違いはないと考えています。例外と言うものは一切存在しないと考えていただいて問題はありません。ビジネスであろうとプライベートであろうと、どんな環境であっても、区別することなく全く同じように傾聴をしていただければと思います。話をしている人が感じている感情や感覚などその人にとっての気持ちや意味を分かろうとするのが傾聴なので、同じように傾聴をしていきます。

 

例えば、悶々とした感情の原因は心理的なこと、仕事上のこと、金銭的なこと、健康上のことなどいろいろ考えれれますが、その人にとっての悶々とした感情は一体どこから来ているのか、それを出来る限り深く理解しながら、それに近い感情を共有するように傾聴をします。そして、その人と同じ悶々とした感情を感じることができた時点で、気持ちを理解できたということになり、問題解決の第一歩となります。

そもそもの傾聴のスタンスとは?

ただ、実際には、問題が理解できたときに解決に向かえる場合とそうでない場合があります。具体的に問題解決をする場合でも悶々とした感情を失くしていくという傾聴のスタンスは同じです。解決できない問題の時は寄り添う形で心理的なサポートをして感情を保つことをしていくので、こちらも傾聴のスタンスはそのままです。どんな場面でも傾聴をする場合は、傾聴という世界観に身を委ねていることに変わりはありません。

 

というわけで、ビジネスであろうとプライベートであろうと、どんな環境であっても、傾聴そのものは変わりません。相手の気持ちを理解しようとして、理解できた気持ちをサポートして、多角的に気持ちを解決するようにアプローチをしていくという本質は同じです。気持ちを聴き、気持ちに関わるという点において傾聴の右に出るものはありません。

使い分けがしたいと考えている人へ

もしビジネスでの傾聴とプライベートでの傾聴を使い分けがしたいのであれば、深い部分の気持ちの理解と解決という部分が曖昧になっていることもありますので、一度傾聴の深さについて考え直してみるといいかもしれません。場面により傾聴の仕方を変えなくても良くなると話を聴くときの自由度が上がります。

 

併せて、傾聴とは?の記事もご覧ください。

 

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