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SNS疲れと傾聴カウンセリング
誰もが手軽にできるようになったSNS。ツイッターやインスタグラムなどいろいろとありますが、みなさんは何かやっていますでしょうか。自分の好きなことを投稿して、相手からの反応をもらって、喜んだりストレス発散になったりとメリットが多い反面、そこにはとても大きなデメリットがあります。
それが、「SNS疲れ」というものです。今回の記事では、そのSNS疲れと傾聴カウンセリングとの関係性について、書いていこうと思います。
SNS疲れの原因
そもそもSNS疲れというのはどのようなことが原因で起こってしまうものなのでしょうか。まず原因として挙げられるのが、”SNS上でコミュニケーションがうまくとれない”ということです。
「どこまで相手と話して平気なのか」「どんな投稿をしたら叩かれて炎上をしてしまうのか」ということを考えるあまり、投稿の内容にこだわりすぎてしまって、そうなると一つ一つの投稿に気を遣いすぎてしまいます。これが続くとだんだん疲れてしまうという訳です。
もうひとつ大きな原因として挙げるとするなら、”SNSの投稿を自分で勝手に義務化してしまう”ことでしょうか。
投稿したい理由がきちんとあったり、趣味のことなどを気軽に投稿するという程度ならいいのですが、”フォロワーを増やすため”だったり、”フォロワーが減ってしまうことを防ぐため”ということを悩んでしまうと、それもSNS疲れに繋がっていってしまいます。
その他にも、身近なことを投稿することで、プライバシーが無くなっていってしまったり、きれいな写真、かっこいい写真を撮ろうとする、いわゆるSNS映えを探そうとしすぎたり、そういうことがストレスとして積み重なっていき、SNS疲れになってしまいます。
SNS疲れから来るストレスと、それを和らげる傾聴カウンセリング
ストレスを発散するために始めたSNSが、逆にSNS疲れを引き起こして、ストレスになっていく。そしてそれをSNSではけ口として投稿して、さらにストレスをためていく。このような負のスパイラルはSNS上でとても多く見られます。
自分自身でストレスをためてしまっては、その解決を自分でするのは困難です。その場合はやはり周りに頼る必要があります。私の立場としては、ぜひそんな時にも「傾聴」を試してほしいと考えています。
SNS疲れに陥っているということは、ストレスの原因はもちろんSNSにあります。ある程度原因が分かっている上で相手の話を傾聴するというのは、何も分かっていない状態よりもずっと聴きやすくなります。
ちなみにこの記事を書いているまさにこの瞬間、少し記事をサボりながら、ツイッターのDM(ダイレクトメール)でとある女性の相談に乗っています。別の女性のフォロワーに、DMで嫌がらせを受けている、という内容です。
この系統のお悩みは非常に多く、たいていの場合、自分が好意を抱いている人が自分以外の人と仲良くしているのをSNSで見かけて、その相手に対して嫌がらせをする、というものです。まだ会ったこともない相手にもそういうことをすることが大半なので、どのように聴くかというのも難しくなってきます。
SNSをしばらくお休みするというのが一番手っ取り早い方法ではあるのですが、SNSを仕事としても使っている場合はそうもいきません。そしてこのような状況の方に対しては、傾聴が必要になってきます。
いやがらせをどのように受け止めて、どのようにストレスと切り離していくか。手っ取り早い方法が取れない以上、ここを傾聴してしっかりと相手に寄り添うことが大切です。今回の場合では、”相手をミュートにして、相手の情報を見えなくする”、”そもそもDMが届かないようにする”など、私がある程度知っている知識をお伝えすることができています。
ですが今回のケース以外にもSNS疲れのパターンというのは無数に存在するので、パターンが決まっていない以上、傾聴は効果的ではないかと感じます。DMが来て思わず記事にしてみたのでどこまでまとまっていたかは分かりませんが、SNS疲れに対して、傾聴カウンセリングは一定の効果はあるのだと思います。
併せて、傾聴とは?の記事もご覧ください。
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