傾聴を通して実感した近年高まる3つの性格傾向について

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傾聴を通して、最近の人の特徴的な性格傾向のパターンが分かってきました。自分のことを客観視することは難しいことです。ですが、傾聴をしていく中で、目の前のクライアントさんが持っている基本的な性格についても自然と分かります。クライアントさんのご性格とか考え方や感じ方が理解できると、カウンセリングをする段階に移行したときに信頼を得やすいのです。ということは、カウンセラーもクライアントさんも同じ場を作る上で、やりやすいので、相乗効果が高いです。

 

それでは近年の特徴的な性格傾向のパターンを3つご紹介したい思います。

目次

近年高まる3つの性格傾向について

①自分に自信が持てない

まず、自分に自信が持てないという人が圧倒的に多いです。本来、自分に自信を持っている人はあまりいないと思いますが、自信が持てないことをマイナスに捉えてしまい、行動することを躊躇ってしまうのはとても残念なことです。そもそも自信とは、自分の能力や価値を肯定する力、信じる力のことです。自分は価値があると考える「自尊感情」と大きな関係がありますが、自信のあるなしを決めているのは自分の「思いこみ」ともいえます。

 

この「思い込み」というのが、心理上、非常に大きな影響力を自分の中に持ってしまいます。成功体験、もしくはそれに関連した体験の影響が大きいので、良くも悪くも体験がその人の性格を形成してしまうということになります。考え方が前向きな人は、様々なものに挑戦し、失敗しても成功しても経験として残りそれが自信になります。逆に何に対しても自信がない人は、悲観的で失敗することへの不安が大きく萎縮してしまうのです

 

あまり「思い込み」に左右されないようにすることが一番ですが、もし自分に該当する場合は、そういう一面もあるということを前向きに受け入れたほうが、その後の対応もしやすいのかもしれません。

②ついイライラしてしまう

人はある程度予測をしながら行動しています。ところが、その予測が誰かによって狂わされると「不安」や「恐れ」を感じるようになります。不安な状態は自分ではどうすることもできません。不安な状態が進むと防衛反応が起き、軽度の「怒り」を感じるようになり、これががイライラであり、予測、思い通りにならないことに対して、感じる感情なのです。

 

ちなみに、イライラは心の中にたまっていきます。たまっていったものが一気に崩壊するのが、「キレる」という現象になります。最近は、価値観や環境の変化などで、キャパシティーが段々小さくなってきているので、無理はないことなのかもしれません。

③緊張しやすい

大勢の人の前で話をするときに、緊張してドキドキしてしまうことがあります。それは人が多ければ多いほど「失敗できない」と思ってしまうからです。人前であがるのは「対人恐怖症」の一種でもあります。他人から自分がどう見えるのかに過敏に反応してしまう結果ともいえます。

 

あがりやすい人というのは、真面目で完璧主義の人に多く見られます。人からの評価に影響を受けやすい人にも多く見られる症状です。失敗してはいけない雰囲気・環境が余計にそうさせてしまうことにもなります。誰でも、大勢の人の前では、緊張してしまうものです。初めは、少人数の場で話をしたり、ミーティングの司会などの経験を積みながら、徐々に人数を増やしていくことで日々トレーニングしていくのがお勧めです。

これらの性格傾向の原因について

これらの性格傾向は最近とても増えていて、多くの人の悩みの原因になっています。ですので、場面を問わず疲れている人やメンタル不調の人が多いです。どうしてこれらの性格傾向が増えているのかといえば、環境、文化、ツールの変化によるものが多いかと思います。

 

コロナの影響も拍車を掛けていますが、基本的には家族や職場、学校などの社会活動全般での人間関係での悩み、そして流行に影響されやすいがそれに付いていけないで焦ってしまっていたり、インターネットを始めとした各メディアやSNSの普及により自己肯定感が低下したりなどが挙げられます。色んな意味で世の中が便利で、尚且つ忙しくなってきているので、本当の意味での心の通った繋がりが無くなってしまっているのかもしれません。

傾聴から自分の性格傾向を知ること

自分の性格の傾向というか、性格の癖が分かればいいのであって、無理に性格を改善しようと考えなくていいです。まずは、自分の性格傾向を知ること。これも傾聴で可能です。傾聴カウンセラーは傾聴を通して、クライアントさんの性格傾向はある程度分かります。

 

しかし、傾聴はクライアントさんの話を聴くことが目的ですので、最後に性格傾向をお伝えすることはありません。ただ、傾聴が終わって、自分の悩みや課題がはっきりしてきて、解決をしたいと考えれば、カウンセリングを行うことになります。その際に事前にカウンセラーに聞いてみれば教えてくれますし、また敢えて聞かなくてもカウンセラーは把握しています。クライアントさんに合った対応の仕方をしてくれるので、その点は安心です。

 

傾聴は、自分を知ることにも繋がりますので、自分ひとりで考えて悩むよりも精神衛生上、とても快適になります。

 

併せて、傾聴とは?という記事もご覧ください。

 

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