いじめと傾聴カウンセリングの繋がりについて

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いじめと傾聴カウンセリングの繋がりについて

最近、テレビで私が頻繁に目にする単語があります。それが”いじめ”です。

 

いじめというのは学生になっても、社会人になっても、あるいはそれ以外の場所でも、あらゆる環境で発生して、なおかつそれを無くすことは本当に難しいです。

 

最近のニュースですと、旭川のいじめ事件を観ました。まだ中学生である女の子を、同級生がいじめ、担任や学校はそれを見てみぬふりをする。自殺を強要し、いじめがバレそうになると被害者の母親の虐待という嘘をでっちあげ、学校側にいじめの調査を依頼してもろくに調べずに「いじめは無い」の一点張り。2019年にいじめがあり、結局は2021年にその中学生は命を絶ってしまいました。

 

これ以外にも、表沙汰になっていないだけで、きっとそこらじゅうでいじめは起こっています。今回私がなぜいじめについて取り上げたかというと、事件の凄惨さや残酷さを伝えたかったのではなく、そういういじめと、傾聴カウンセリングというものを、繋げられないだろうか、という想いからです。少し突拍子もないことを言っていると思うかもしれませんが、読んでいただけると幸いです。

傾聴カウンセリングはいじめに入り込んでいけるか

これはかなり自論になってしまうのですが、いじめというのは、そもそもいじめる側の心がどこかおかしくなっていることから始まるものだと思っています。それは育ってきた環境なのか、育つ家庭でそうなったのかは分かりませんが、例えば暴力的になったり、他人を思いやる気持ちが薄れてしまったり。

 

そしてそれがいじめによって、今度はいじめられる側に広がっていきます。そうなると、いじめる側・いじめられる側関係なく心は正常ではなくなってしまい、こうなると内側からいじめを解決することはほぼ不可能な状態になってしまいます。さらに一番身近な外側である学校や会社が見てみぬふりをするのであれば、もう解決手段はありません。

 

ここに少しでも、傾聴・あるいは傾聴カウンセリングが入り込めるのであれば、少なくとも絶対に現状よりはプラスに持って行けるはずです。

傾聴カウンセリングの視点からいじめを減らしたい

もちろん、いじめは傾聴カウンセリングをおこなったからと言ってすぐにすべてが解決するとは考えていません。いじめる側・いじめられる側、そしてその周り、それぞれの心の有りようをしっかりと見て、聴いて、まずは少しづつマイナス面を取り除いて、そこからプラス方面に、解決に向かっていけるものだと思っています。

 

いじめと傾聴カウンセリングというのは、まだまだ繋がりは薄く、そのためイメージしにくい部分もあるかも知れません。ですがいじめというのは心から発生するもので、そして傾聴カウンセリングはその心を明確にするために聴き、見ることをします。

 

どちらも心が関わっている以上、繋げられないことは無いはずです。確かに今この瞬間にいじめと傾聴カウンセリングをリンクさせるのは難しいかもしれません。ですがいずれそれが普通になっていき、誰もがいつでも気軽に心のことについて相談できるようになる。そんな世の中になるように、私なりに傾聴カウンセリングを通して色々なことと向き合っていきたいと思います。

併せて「傾聴とは?」という記事もご覧ください。

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