私がカウンセラーという仕事をしていて、これはちょっと悲しいな…と思ったことを書きます。
これを読めば、カウンセリングを受けてみてもいいかな、という安心感を持ってもらえると思います。
目次
悲しいな・・・と思ったこと
簡単に書くとこんな感じです。
- 仕事としての社会的認知度が低い。
- カウンセリングに対しての偏見がある。
大きく分けて2つになりますが、実は、この2つは、連動しているんです。
何故、連動しているのか?
カウンセリングを受ける人って、
- とにかく弱い人間。
- 社会に適合できない人間。
- 何をやってもできない人間。
こんな風に思われている風潮がありますが、社会的認知度が低いことや、カウンセリングに対して偏見があることって、実は、こういうところから来ているんじゃないかと思っています。これは、実にとんでもない話で、日本は、みんなが標準でなければならない、とか、平均的であることが望ましい、という昔ながらの発想が、未だに色濃く残っていて、今の日本を支配していると思う。
日本はまだ戦後から抜け出せていない
色々と考えてみましたが、結局のところ、日本はまだ戦後から抜け出せていない、ということなのではないでしょうか。日本にはまだ様々な課題が山積しています。私は課題があること自体は、悪いことだとは思っていないし、これから良くなるきっかけだと思ってはいます。
例えば、世の中には、実にいろんな仕事があって、その仕事やその業界を通しての課題があると思いますが、その課題の中には、日本の歪みにまでなっているものもあると思う。(もちろんすべての課題が!とは言っていません)みんな、仕事を通して、日本をより良くしていってくれていると思いますが、そもそも昔からの風習やカルチャーに根付く課題は、そう簡単には解決しないとは思います。
ですが、みんな自分の仕事を通して、そこを目指していかないといけない。まだ日本に残っている、いろんな偏見や風習、そしてカルチャーをそれぞれの立場で変えていかなければならない。
カウンセラーのとしての私のスタンス
カウンセリング業界を見てみると、よくカウンセリングを受けるのは、
- 病気である。
- 精神的に病んでいる。
- そういうのに頼るのは弱い人間だ。
と思っている人が多い。
けれど、私は「人はそもそも弱いし、むしろその弱さに気づいてそこと向き合おうとする人の方が、私は強い人」だと思うんです!
だから、今はシンドくても、私はそういう人を大切にしたいし、守っていきます!
これが、私のカウンセラーとしてのスタンス。そういう人を守っていくことで、悪しき慣習と向き合い、改善できるはずだと思っている。
そもそも悩みがあるないに関わらず、
「カウンセリングを受けることが当たり前」の文化になって欲しい!!
併せて、傾聴とは?という記事もご覧ください。
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